たるみ尻を引き上げヒップアップするには大腰筋の仕組みを知ることからです!
たるみ尻克服のための大腰筋の仕組みと機能はこれだ!
大腰筋ってどんな筋肉?どこにあるのか?
腰の付近の背中の筋肉の内側にあるので、表面から認識することはできません!
(図参照)胸を張って背筋をピンと伸ばしたとき、腰に近いほうの背骨がお腹のほうに引っぱられる感じがすれば、大腰筋が働いている証拠。
大腰筋はどんな働きをするのか?
背骨と、太ももの骨である大腿骨を繋いでいるので、骨盤を前傾させて正しい位置でキープ。また、股関節を屈曲させて、太ももを引き上げる動作を助けます!背骨の自然な3字彎曲を保ち、正しい姿勢にします。
大腰筋が衰えるとどうなるのか?
姿勢維持が困難になるため、ネコ背気味になって腰や背骨に負担がかかったり骨盤が歪んで腰痛や肩こりなどの要因となります。
また、背骨のわきを通る交感神経の働きを妨げるため、代謝の低下や冷え性を招きます。
意外と知られていない大腰筋の機能はこれだ!
1、背骨を引っぱる!背骨を内側に引っばり、自然なS字型に保ちます。それによってお腹や腰、お尻の筋肉を働かせて引き上げる効果が。交感神経の働きをスムーズにする働きもあります。
2、骨盤を支える!骨盤を骨盤の表面からはじまる腸骨筋と連動して少し前傾した位置で支えます。また、腹筋や背筋を働かせお尻の筋肉を引き上げてぐれます。ヒップアップにつながります!
3、太ももを上げる!股関節を屈曲させて太ももを引き上げる働きをもっています。重たい太ももを引き上げる筋肉なので、大腰筋は特に大きな負荷をかけなくても鍛えることが可能なのです。
大腰筋が衰えてる人は内臓の周りにびっしりと厚い脂肪に覆われています!
運動をほとんどしていない女性の腹部の断面は大腰筋が細くやせていてお腹まわり全体の筋肉の量も少なめ。
内臓の周りが厚い脂肪にびっしりと覆われます。大腰筋を鍛えている女性の腹部は大腰筋が太く発達してお腹まわりは全体的に筋肉質となります。
したがって腹部内の脂肪や皮下脂肪の薄くスッキリとなります。大腰筋が衰えると、腰の部分の背骨は正常な位置よりも、ややうしろにずれてきます。
すると、背骨を正しく維持できなくなって、肩から背中が丸くなり、ネコ背になってきます。
姿勢が悪くなり、徐々に骨盤にゆがみが生じることになり背骨のわきを通る交感神経の働きが姿勢の悪さで阻害されて代謝機能が鈍り、動作が緩慢になるなどの悪循環を招きます。
でも大腰筋を鍛えれば、お腹まわりやお尻の筋肉が正しく機能して、たるみ尻を引き上げるので体重や脂肪量は変わらないのにスタイルがよくなるのです。
大腰筋が衰えるとヒップアップどころではありません!お腹も出ますよ!
骨盤の正しい位置とは、骨盤がやや前傾気味に立っている状態をさします。
大腰筋がしつかり働いて、背筋がピンと伸びているときはこのような状態をキープできます。
しかし大腰筋が衰えていたり働きが弱まっている人は、骨盤が前傾を保てずにうしろに傾いてしまい、だらりと寝た状態になります。
内臓を内側から支えていたお腹や背中の筋肉が、甘やかされた状態になってしまうのです!
ネコ背気味の人はこちらのタイプで大腰筋が衰えゆるんでいるといえます。
骨盤が寝てしまうと、骨盤を受け皿にして内臓を支えるようになり、働くべき腹筋や背筋が衰えて、肉がたるんでしまいます。同時に内臓が下垂して下腹にたまり、ぼっこりとふくれた状態になってしまうのです。
たるみ尻になる前に大腰筋が衰えているかこの項目で確認して下さい!
1、大腰筋の働きが衰えている人は骨盤が上を向きがちなので、イスに深く腰をかける体勢がとりにくくなる!
2、骨盤を正しい位置でキープできないのでお尻の位置も下がってしまう。ウエス卜のくびれもなくなりたるみ尻になります。
3、太ももを持ち上げるのも大腰筋の役目!これが弱ると歩幅も狭くなり歩行能力も低下します。普通に歩いているつもりでも、人より遅れがちになります。
4、よくつまずく人は足が上がりきっていないので大腰筋が弱っている可能性が大きいです。
5、背骨のS字カーブが支えきれず頭の位置が体の中心線より前に出てしまう。重い頭を支えるのに必要な背中の筋肉に負担がかかり肩こりになってしまいます。
6,背骨が歪むことで、胸の部分も前傾します。ネコ背のままでいると大腰筋はさらに衰えてしまい、お腹はぼっこりと出るばかりです。
7、背骨の歪みは交感神経の衰えの原因にもなり基礎代謝が低くなるので、脂肪がたまるだけでなく、血流も低下してしまいます。
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